2025年を振り返って〜関係人口の増加〜

いつもお世話になっております。中のヒトPです。先日ハーフマラソンを完走して調子に乗っています。来年度は進谷先生も出走するそうなので、練習しているところを見たらお声掛けくださいね。
最近は(ここ数年ずっと?)人口減少が社会問題になっていますね。色々なところで人手不足で困っているという話を聞きます。
そんな中で、ありがたいことに当院は今年度、スタッフが増え、執筆時点(2025/11/26)で20人になりました。それだけではなく、その中での関係性や取り組みが強化されていったように思います。さらにそれにより新たな院外での出逢いのご縁もいただきました。
当院では特に「関係人口」を大切にしています。本来は総務省による地域づくりに関係する定義で「移住した『定住人口』でもなく、観光に来た『交流人口』でもない、地域と多様に関わる人を指す」というものがあります。ここでいう「関係人口」とはクリニックの常勤職員ではなくとも当院に関わってくださっている方のことです。そうした方とのつながりの広さも深さも大事にしていきたいという思いがあるからです。人口が増えない中で地域でのつながりの強さを強めることは一つの人手不足に対する答えになるのではと思っています。
地域で病気になっても大切なことを大切に過ごせるようにお手伝いすることが当院の役割の一つですが、これは当院だけではなしえません。
当院の活動は数え切れない仲間がいることで広がっています。ご利用いただいている患者さんやそのご家族はもちろん、ご紹介いただける地域の医療機関の方々、協働させていただいている方々と診療だけでも本当に多くの方々に支えていただいています。診療外でも近隣の学校や街の活動の中での関わりを通して劇団の活動やスポーツ教室、ハンドクラフト教室など様々な活動ができるようになりました。
他にも来年の2月に控えているイベントの企画 をさせていただいたり、総合診療医の育成プログラムに加入させていただくなど、地域での活動や連携を強化させていただくことができました。本当によいご縁をいただいた一年間でした。来年以降も引き続きご愛願いただけますよう、当院をよろしくお願いいたします。